活動量の低下はストレスサイン

猫が強くストレスを感じている時は、活動性が低下します。

多くの場合、隠れている時間が増加したり、遊び行動が減ったり、飼い主さんや他の猫への愛着行動(グルーミングし合ったり、スリスリ顔周りをこすりつける行動)が減ります。食欲も低下することが多いですが、場合によっては食欲が逆に増加することもあります。

このように正常な行動が減少する一方で、ストレスによって普段見られないような異常行動が見られるようになることもあります。

例えば次のような行動は、猫がストレスを感じているサインでしょう。

・過剰なグルーミングによる脱毛
・ 異食症(布やゴム・プラスチックなど食べ物以外を食べる)
・ 不適切な場所での排尿
・ 過剰に鳴いて歩き回るようになる


こうしたストレスサインを発見した場合、まずは何がストレスの原因になっているかを考えてみる必要があります。