消費者ができること
ドライバーの負担を減らすために消費者ができることは、「再配達を減らすこと」です。なるべく荷物を1回で受け取るための工夫をご紹介します。
・置き配や宅配ボックスを利用する
在宅か不在かに関係なく、いつでも荷物を受け取ることができます。
ただし、対面で受け取る場合よりも、盗難や紛失、雨による汚損の可能性が高まる点には注意が必要です。
・宅配ロッカーを利用する
駅や商業施設に設置されている宅配ロッカーも、在宅か不在かに関係なく荷物の受取ができます。
デメリットとしては、設置されている施設の営業時間外には受け取れない、重い荷物だと家まで運ぶのが大変、といったことが挙げられます。
・営業所やコンビニで受け取る
運送会社によっては、営業所やコンビニで荷物を受け取れるサービスを行っています。宅配ロッカー同様、荷物を家まで運ぶ必要がある点にはご注意ください。
・日時指定を行う
日時指定可能な荷物の場合は、あらかじめ受け取りやすい日時を指定しておくことで、再配達のリスクを減らせます。
・なるべくまとめ買いする
定期的に買う必要のある消耗品については、足りなくなるたびに1個ずつ買うのではなく、一度に複数個まとめて買うようにすると、配達の回数を減らせます。
・運送会社が提供する通知サービスを利用する
ヤマト運輸、佐川急便など、運送会社によってはメールやSMS、LINEなどで配達予定の荷物を通知するサービスを提供しています。
もうすぐ荷物が届くことがわかるので、より確実に受け取ることができます。
ドライバーにとって荷物の再配達は大きな負担になります。今後も再配達の数が減らない場合、再配達を有料化する運送会社が出てくる可能性もあります。
なるべく再配達を減らせるよう、消費者も無理のない範囲で協力したいものです。