手放す基準は「描いた未来」に必要かどうか

「ゴミは成果物」だと思ってよい、私はそうお伝えしました。でも、「成果」というからには、手放して良かった、と思えなければならないのではないか、と私は思っています。

そこで大切にしなければならないのは、「残す」「手放す」の基準をどこに置くかではないでしょうか。

『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ、教えてください!』(著:西崎彩智/すばる舎)

私はその基準を、「描いた未来に必要かどうか」に置くことにしました。

まず手をつけたのは、「いつか捨てようと思っていたモノ」と「今、明らかに使っていないモノ」。これらに関しては、「惰性で残しているモノ」がほとんどだからです。