まい泉のカツサンドと舟和の芋ようかん
もうひとつ、私がいつも機嫌よくいられる理由は、33年間、アナウンサーという職業を続けてきたからかもしれません。たとえ前の晩に大失恋をしたとしても、翌朝の生放送ではピカピカの笑顔で、「おはようございます!」と元気に挨拶をしなくてはいけない。
私は若い頃から朝の番組を担当することがとても多かったんです。『おはようえひめ』に始まり、『おはようきんき』『おはよう日本』と、それこそ「おはよう」の連続(笑)。
そのおかげで、どんなに落ち込むことがあっても引きずらず、自然と気持ちを切り替える癖が身についたのでしょう。
また、「備えあれば憂いなし」ではないですが、気分が沈んだときに自分を助けてくれる手段やモノを、日頃から用意するようにしています。
更年期でつらかったときも、先輩たちの体験談を聞いたり、大好きなゴスペルのレッスンに通ったり、BTSのライブに足を運ぶなど「推し活」に励んでいるうちに、自ずと心が癒やされました。