梅子の姑・大庭常役の鷲尾真知子(写真提供:NHK)

2人目は、梅子(平岩紙)の姑であり、弁護士一家としての大庭家の誇りを守ることを第一に考えている、大庭常役を演じる鷲尾真知子。

梅子の長男・徹太を梅子から取り上げ、自ら育て上げた《鬼姑》として登場する。いつも威厳を保ち、梅子や孫たちに厳しくあたる常役を鷲尾が演じる。

鷲尾は今回の出演に対し、

「いまの時代にもリンクしていて面白い!と思いながら拝見していた作品に出演できること、大変うれしいです。

台本を読ませていただき、常さんが登場する昭和24年は、私の生まれた年でもあったのでご縁を感じました。

物心ついたときに周りの大人たちに抱いていた感情、とくに祖母への想いを、この役をいただいて改めて思い出しました。あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性の匂いを表現できればいいなと思っております。」

とコメントを寄せた。

 

弁護士・杉田太郎役の高橋克実(写真提供:NHK)

そして、3人目は、新潟県三条市の弁護士・杉田太郎を演じる高橋克実。同じく弁護士である弟とともに、地域の事件を多く引き受け、裁判所の職員とも懇意にしているなど、幅広い人脈を持つ。そこに、寅子が東京からやってきて…。

高橋は今回の出演に

「まさかまさかの舞台が、わたしの生まれ故郷の新潟県三条市!しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました。特に、今回楽しみにしているのが三条のことばなんです。

三条弁には、「らて」という可愛い語尾があって、「~です」を「~らて」と言うんですよ。例えば、「そうです」は「そうらて」になって、「カフェラテです」は「カフェラテらて」に…。

この「らて」が、寅子の「はて?」に続いて流行って欲しいと期待しています!」

とコメントを寄せた。


日本が戦争へと進む中、結婚し、子どもができたことで一度は法曹界で生きることをあきらめた寅子。これから寅子にどのような試練が訪れるのか。それでも前を向いて進んで行くのが寅子だ。新たな出演者が今後のドラマにどのように関わってくるのか。今後の展開に期待したい。
 

2024年度前期 連続テレビ小説虎に翼
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
 ●総合 午後0時45分~1時00分(再)
 ※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 吉田恵里香
【出演】伊藤沙莉/
 石田ゆり子/岡部たかし/仲野太賀/森田望智/上川周作/
 土居志央梨/桜井ユキ/平岩 紙/ハ・ヨンス/岩田剛典/戸塚純貴/
 松山ケンイチ/小林 薫