あらためてあらすじ

はるが亡くなり、花江は道男からの謝罪を受け入れました。その一方で、道男の将来について寅子は悩みます。

何かヒントを得ようと、よね(土居志央梨さん)を訪ねましたが、「手を貸せることは何もない」「いついなくなるか分からんやつの言葉は届かない」と突っぱねられてしまいます。

その様子を裏で聞いていた轟。カーテンの間からぬいっと頭を出すと、「今やっとお前の気持ちを理解した」と一言。

「佐田が去ったときお前は心の底から傷ついた。だから怖いんだな、また関わるのが」「俺の前でカッコつけるな」「まあいきてりゃ道が離れることも、また交わることもあるさ」などと発言しました。

その後、寅子は家庭裁判所で“傍聴マニア”笹山(田中要次さん)に再会。寅子を娘のように思い、応援していた笹山でしたが、戦時中に寿司屋を畳んで地元に帰っていました。

再び東京に戻り、寿司店を再開することにした笹山は、道男に住み込みで働いてもらえないかと提案。道男は猪爪家を出て自活する道を選びます。

最終的に道男は家庭裁判所で不処分に。多岐川(滝藤賢一さん)は「愛が理想を越えて、奇跡を起こす」と語りました。