あらためてあらすじ

「特例判事補」としての仕事が増え、多忙を極める寅子。

一方で多岐川は「愛のコンサート」を開催することを発表。出演歌手の交渉先として「日本コロンコロン株式会社」に注目する寅子の傍らで、多岐川は「どうせならドドンと派手な歌手がいいな」と上機嫌。

それからしばらく、寅子の元に元山すみれが相談に訪れます。すみれいわく、長く妾をしていた男性が突然亡くなり、遺された遺言書の検認を依頼したいとのこと。

後日、すみれと亡くなった大庭徹男(飯田基祐さん)の遺族がやってきて、徹男と離婚したはずの梅子(平岩紙)もその場に現れます。遺言書には「すみれに全財産を遺贈する」と記されており、徹男の母・常(鷲尾真知子さん)や息子たちは激怒。

しかし梅子は光三郎に耳打ちをし、新しい民法に基づき、母と兄弟が財産の2分の1を遺留分として請求できることをその場に伝えます。それを聞いたすみれは「ほんっとに邪魔しかしない女ね」と梅子に吐き捨て、今回の話は幕を閉じました。