イメージ(写真提供:photo AC)

●葬儀や墓の準備…22人

・「夫婦で墓の話をすると、夫は墓がほしい、私は永代供養がいいと、意見が分かれている」(67歳・不明)
・「子どもは一人で、近くには住んでいない。わざわざお墓のことで迷惑をかけたくない」(63歳・専業主婦)
「嫁ぎ先の墓に入りたくない」(53歳・自営業)

 

●住まいの見直し…19人

・「年金+αで生活できる老人ホームを探している」(58歳・パート)
・「現在一人暮らしでも何とかやっていけているが、いつまで体力がもつか。同居?それとも高齢者施設?未だに決心がつかない」(90歳・年金受給者)
・「認知症の介護が一番大変だと思う。施設か在宅かの選択は自分自身だけでは決めにくいので、アドバイスがほしいなあ」(不明)

 

●遺言・相続…14人

・「日頃つきあいのない甥、姪に自分の資産を継がせたくないので、目下、寄付先を探している」(73歳・不明)
・「一人娘に、いずれは家など資産を継承することになる。ただ、軽度の障がいがあり、親の死後、娘だけで資産を守っていくことができるのか不安」(59歳・パート)

 

●その他

・「現在一人暮らしのため、死んでも誰にも気づいてもらえない可能性がある」(83歳・年金受給者)
・「自分が先に死ねばいいが、夫の介護をしなければならなくなった時、自分に体力があるのか?」(78歳・年金受給者)

 

その4へつづく

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