あらためてあらすじ

今週の回は、先週の星家でのドタバタから3年を経た、昭和34(1959)年11月の猪爪家から始まります。

猪爪家には、寅子・航一に加えて高校一年生になった優未、一浪の末に司法試験に合格した花江の息子・直人とダンスホールで働く直治ら花江一家、さらに息子の直正を出産した直明・玲美が勢ぞろい。

そこにすし職人となった道男が9人前の特上ずしをもって加わります。

仕入れから握りまでのすべてを任されるようになったという道男に対し、直明が「(笹寿司の主人)笹山さんも喜んでいるでしょ?」と言うと「ん…まあな」と道男は言葉を濁します。

その後、寅子の母・はるが映る猪爪家の家族写真をじっと見つめていた道男。

その場で寅子に今日はありがとうと感謝の念を伝えられると「じゃあ、またな」と言い、早々に猪爪家を去っていきました。

またドラマ後半では「原爆裁判」の口頭弁論がいよいよ始まり、その途中で一人の老人が法廷に入ってきます。

傍聴マニアである笹山が来たのでは…と視聴者に想像させる展開でしたが、入ってきたのはすっかり歳を重ねた記者の竹中。

久しぶりの再会に寅子が気づいたところでドラマは幕を下ろすのでした。