<予告>

「第五代最高裁長官に桂場等一郎さんが就任」との放送が流れる中、歩を進める桂場の背中が映る。

靴の音だけが廊下に響く。

療養をしている様子の寅子の元上司・多岐川幸四郎。

「桂場さんらしくない、というか、焦っている、というか」との寅子の声が流れる。

階段にて、桂場のもとを離れる男性。さらに桂場の執務室を出ていく【ライアン】こと久藤頼安。

不安げな顔を見せる寅子。