SNS検索が荒れている

さらに。検索サイトよりも厄介なのが、S N Sでの検索だ。検索サイトでの信ぴょう性を疑い始めた頃、S N Sに検索を委ねた経験はないだろうか。私はある。

夏用のベッドパッドが欲しいと思い、数あるショッピングサイトでどこがいいのだろうとSNS検索。とある女性がタオルケットとセット販売で「ひんやりして朝までよく眠れた〜」と絶賛していた。「#pr」のハッシュタグはない。カラーバリエーションも豊富だったので、まあ、いいかとそのまま注文。が、使用して1ヶ月も経たないうちにベッドパットは毛玉だらけになり、タオルケットはペラペラで使いづらかった……と言うオチ。結局、ニトリへ出かけて、店員さんから説明を受けて、買い直す羽目になった。これ以来、SNSでの商品検索はやめた。

そして令和6年9月現在。SNSでの商品検索市場は荒れている。その原因のほとんどがインフルエンサーによるインプレッション稼ぎの罠だ。

アイテムを勧めてくる投稿の冒頭ワードに注意してほしい。

「ぜっっっったい!」
「何度も言いますが」
「断言します」
「美容関係の仕事してる友達に勧められたんだけど」
「泊まりに来た友達に『何使ってるの?』と聞かれるんだけど」
「待って」

あくまで私が感じたことだけど、こんなワードがあったら要注意。ちなみに使用感が良かったとゴリ押ししてくる商品に使われている写真は、ショッピングサイトのスクショ。投稿のツリーには発信者のSNSショッピングサイトのアドレスが並び、閲覧者が購入するとアフェリエイトが入ってくる。ふーん。 このへん、名前出しちゃってOKなやつですか