カッコいいおじいちゃん

(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

私は息子たちが思春期のときに離婚に至ってしまったのを、申し訳なく思っていた。感情が繊細な時期に、心が安まる環境を与えてやれなかったことを悔いていたのだ。

常に後ろめたいような気持ちも抱いていた。

でもこうして息子たちが父との時間を楽しみ、また父も孫と過ごす時間を嬉しそうにしている様子に、故郷に帰ってきてよかったと思った帰り道だった。

第22話へ続く。

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