<第6話>

第6話「希望の種」では、先週予告のさまざまな部分が回収されました。

現代では、いずみ(宮本信子)を中心にIKEGAYA株式会社の会議が開かれていました。そのなかには玲央(神木隆之介)の姿も。コスト中心に考える息子や娘に対し「植えたら、最後まで責任があるんですよ」と憤るいずみ。玲央にも意見を聞いて「全員失格ね」と一刀両断。

1963年の端島は、全国で多くの炭鉱が閉鎖に追い込まれる中、いつも通りの正月を迎えていました。進平(斎藤工)は、一平(國村隼)に「同居したい」と申し出ます。進平との子を身籠ったリナ(池田エライザ)が安心して暮らせるためでした。

リナが産気づき、紋付で慌てて進平を呼びに行く一平。リナは無事男の子を出産。炭鉱にいた進平は知らせを聞いて慌てて駆け付けるも泥だらけ。そんな進平にリナは「後でね、お父さん」と布団に横たわりながら幸せそうにつぶやくのでした。「愛されてる実感がある」とのろけるリナに、あてられた様子の朝子(杉咲花)と百合子(土屋太鳳)。

「誰でもいいから結婚しろ」と親に言われ、朝子は反発を