俺は時代の転換点に立ち会った
同じ話をし続ける父。ほとんどが罪のない話だ。だから冷たい態度をとるのはよくないはず。
でも仕事で疲れていると相槌を打つのさえ面倒なときがあるのが正直なところ。
それにいつでも父を労わるような声がけをしていたら、同じ話をする頻度は増えそうだ。
父の話への相槌に正解がないがゆえ、どうしたらお互い気持ちよく過ごせるのか、いつも悩んでしまっている。
第42話へ続く。
同じ話をし続ける父。ほとんどが罪のない話だ。だから冷たい態度をとるのはよくないはず。
でも仕事で疲れていると相槌を打つのさえ面倒なときがあるのが正直なところ。
それにいつでも父を労わるような声がけをしていたら、同じ話をする頻度は増えそうだ。
父の話への相槌に正解がないがゆえ、どうしたらお互い気持ちよく過ごせるのか、いつも悩んでしまっている。
第42話へ続く。
大阪府出身。フリーランスのデザイナーとして働きながら、インスタグラムで子育てエッセイ漫画を投稿。「オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく」が連載漫画、作画デビュー作。
インスタグラム@tongari.megane_digital
ブログ「※あくまでウチの場合。」
https://tongarimegane.napbizblog.jp
1995年朝日新聞社北海道支社主催「らいらっく文学賞」に入賞。以来、多数の連載を持つほか、「食と健康」がテーマのラジオ番組のパーソナリティを務める。農林水産省・食料農業農村政策審議会委員などを歴任。著書に『ハッカの薫る丘で』(小社刊)『古民家再生物語』(小社刊)など。2022年より拓殖大学北海道短期大学客員教授