クロマグロは安値に拍車がかかりそう

一方、安くなりそうなものもあります。クロマグロです。

乱獲で世界的に激減したクロマグロを保護するため、15年から国際機関の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)が漁獲規制を行いました。これによってクロマグロを大量に獲ることができなくなり、高値になっていたのです。

その甲斐あってか、卵を産む親魚が増加。資源回復が進んだことで、25年以降はクロマグロの漁獲枠が1.5倍に増える予定です。

ですから今年は、新鮮なマグロが安くなりそう。しかも、大量の冷凍マグロの在庫を抱えている業者が売りに出すので、さらに安値に拍車がかかりそうです。