創刊以来、《女性の生き方研究》を積み重ねてきた『婦人公論』。この連載では、読者のみなさんへのアンケートを通して、今を生きる女性たちの本音にせまります。加齢とともに生じるさまざまな《不便》。それをカバーするために、していることはありますか?今回は「足腰の衰え」や「耳の聞こえ」などについてリアルな声を集めました。
【回答者数】149人 【平均年齢】65.2歳
【回答者の内訳】20代以下…3人/30代…10人/40代…8人/50代…17人/60代…46人/70代…38人/80代…20人/90代…4人/不明…3人
【回答者の内訳】20代以下…3人/30代…10人/40代…8人/50代…17人/60代…46人/70代…38人/80代…20人/90代…4人/不明…3人
Q. お助けアイテム・サービスを使うことによって生活に起きた変化があれば教えてください
《「耳の聞こえ」のお悩み》
【ネックスピーカー】
家族と一緒にテレビを見ると、音が聞こえにくかったが、首にかけて使うネックスピーカーを買ってからは、音量を自分で調整できるように。夜の番組もテレビ本体の音量は消して、耳元だけ音声を流しています。脳内出血で身体に麻痺が残ってしまったのですが、おかげで楽しみが増えました
(73歳・年金受給者)
(73歳・年金受給者)
【補聴器】
定年を迎え、念願だったバレエを習い始めた。レッスン中は先生の声が聞き取りにくくて、補聴器をつけることに。レッスンは問題ないが、つけていても少しずつ聴力は低下しているようで、聞き返すことが多くなっている
(73歳・年金受給者)
(73歳・年金受給者)
外国製がいいと聞き、デンマークのワイデックスの補聴器を選びました。3ヵ月ごとに機械の調整をしてくれます。自然に音が耳に入るようになり、周りに無関心になってしまうことがなくなりました。認知症になるリスクも少なくなったのでは? と期待しています
(83歳・年金受給者)
(83歳・年金受給者)
【スピーカー】
大きな音が苦手なので、最近耳が遠くなった夫がテレビのボリュームを上げるのがストレス。口コミで見た「ミライスピーカー」という商品を買ったところ、テレビ本体の音量は抑えられているのに、夫婦それぞれにちょうどよく聞こえる。素晴らしい!
(62歳・パート)
(62歳・パート)