親の介護への不安は「精神的負担」
親の介護について、不安を感じることを聞いたところ、「精神的負担」(34.8%)と「体力的負担」(34.5%)と答えた人が特に多く、次いで、「介護と仕事の両立」(25.6%)、「介護に関する情報や知識が足りない」(24.6%)、「介護費用が足りない」(21.8%)などがあがった。
男女別にみると、男性では「精神的負担」(29.3%)、女性では「体力的負担」(41.9%)が1位に。
年代別に見ると40代では「介護と仕事の両立」「介護費用が足りない」が他年代よりも多くなった。
きょうだいの有無別に見ると、きょうだいがいない人では「相談相手がいない」が18.8%と、きょうだいがいる人よりも11.0ポイント高くなっている。
同居・別居親子についてみると、同居親子では「体力的負担」をあげるひとが全体と比べて多くなっている。
親の老後の生活破綻を経験したことがあるかを聞いたところ、「経験した」と回答した人は2.2%。
経験していない人のうち、30.7%が親の老後の生活破綻を経験することに不安を感じると答えている。