和歌山県知事岸本周平氏と絵本作家はせがわゆうじ氏が向き合う写真
大手町・読売新聞ビル3階ギャラリーを訪れた岸本周平和歌山県知事(左)と絵本作家のはせがわゆうじさん

2022年8月に出版され、「食べられる運命を受け入れようとする子牛が一目お母さんに会いに行く」物語が反響を呼び、シリーズ累計28万部となっている絵本『もうじきたべられるぼく』。和歌山県の岸本周平知事が書店でこの本を目にし、リュックを背負って傘を背中に差した愛らしい姿に惹かれて購入。読後感をXにポストしたことがきっかけで、知事と『もうじきたべられるぼく』の著者・はせがわゆうじさんの対談が企画されました

原画を前に「泣きそうになります」

1月31日、和歌山県のテレビ広報番組『きのくに21』(テレビ和歌山)、ラジオ(和歌山放送)、総合情報誌『和-nagomi-』の3媒体の取材のため、現在「はせがわゆうじ 『もうじきたべられるぼく』原画展」が開催されている大手町・よみうりギャラリーに知事が来訪。

色鉛筆で描かれた原画を前に「また泣きそうになります」と言いながら見入る知事に、はせがわさんが画材やタッチ、絵の背景などを説明。印刷ではどうしても出し切れないという色合いの原画を前に、会話が盛り上がります。ギャラリー内には、原画だけでなく、第7回「未来屋えほん大賞」や「読者が選ぶ東京新聞広告賞 部門賞」の受賞トロフィーのほか、絵本から生まれた楽曲「もうじきたべられるぼく」のPOPなども展示されています。

展示を見る岸本知事とはせがわ氏の写真
原画を前に談笑するはせがわさん(左)と知事

原画展見学の後、場所を移して対談がスタート。改めて、知事がこの絵本を読んだきっかけや、心を打たれた部分などについて語られました。