日光社参を巡り

江戸城内では、財政が持ち直したことを受け、老中首座・松平武元が日光社参の復活を提案します。

対して、予算の無駄遣いを理由として田沼意次は反対。10代将軍・徳川家治に中止を訴えます。

しかし、その時点で次の将軍になると考えられていた嫡男・徳川家基(奥智哉さん)も日光社参次を望んでいると言い、家治は話をはぐらかしてしまいました。

その後、意次は各家から届いた日光社参取りやめの嘆願書を示すも、家基が<意次は幕府を骨抜きにしようとする奸賊>とまで考えている事実を告げた家治は、ついに実施を決めてしまいます。