「青い芯のシャープペンシル」と「黄色い付箋」を傍らに
武田真一(アナウンサー)
仕事で欠かせないのが「青い芯のシャープペンシル」と「黄色い付箋」です。これは台本を自分の言葉に書き換えたり、情報を書き加えたりするために必要な道具。
生放送ではとっさの対応を求められる場面も多いのですが、これがあることでパニックにならず、落ち着いて本番に臨むことができます。
また、好きな言葉のひとつがアメリカの作家、ジョン・アーヴィングの「Keep passing theopen windows」(開いている窓はやり過ごせ)。僕はこの言葉を「何ごとも諦めて途中で飛び降りるな(投げ出すな)」と解釈しています。
時間の制約がある生放送で少しでもクオリティを上げる努力をし、一日一日ミスなく番組を続ける。そうした積み重ねによって視聴者の方々に「この番組、面白いよね」「心が安らぐよね」と感じていただけるのだと思います。