「青い芯のシャープペンシル」と「黄色い付箋」を傍らに

武田真一さん(撮影:藤澤靖子)

武田真一(アナウンサー)

仕事で欠かせないのが「青い芯のシャープペンシル」と「黄色い付箋」です。これは台本を自分の言葉に書き換えたり、情報を書き加えたりするために必要な道具。

生放送ではとっさの対応を求められる場面も多いのですが、これがあることでパニックにならず、落ち着いて本番に臨むことができます。

また、好きな言葉のひとつがアメリカの作家、ジョン・アーヴィングの「Keep passing theopen windows」(開いている窓はやり過ごせ)。僕はこの言葉を「何ごとも諦めて途中で飛び降りるな(投げ出すな)」と解釈しています。

時間の制約がある生放送で少しでもクオリティを上げる努力をし、一日一日ミスなく番組を続ける。そうした積み重ねによって視聴者の方々に「この番組、面白いよね」「心が安らぐよね」と感じていただけるのだと思います。

 

【関連記事】
清水ミチコ、酒井一圭のハッピーでいるためのマイルール「自分の欲求をノートに書き出して明確に」「運に任せる。人生諦めが肝心」
高橋藍、土居志央梨、村上祥子の毎日を輝かせるマイルール「何ごともポジティブに、常に笑顔で」「私って最高!」「三食コツコツ食べる」
武田真一「33年勤めたNHKを定年前に飛び出し、民放の《朝の顔》になった理由。大阪勤めで管理業務ではなく、アナウンサーを続けていきたいと気づいて」【2024編集部セレクション】