
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。
父の自慢話も笑って受け止められるように
父が施設に入居してからしばらくが経った。日に日に穏やかな顔つきになる父に、施設の見守りが父への安心感につながっているのだと感じている。
そんなある日、父の部屋を訪ねると父が不機嫌そうに話しはじめた。
父の健康自慢や自惚れには相変わらずだと思ったが、父が元気な証拠だとも思い安堵した。
今思うと、これまでの父の自慢ももう少し褒めてあげたらよかったなと後悔している。こう思えるのは今の私には心に余裕があるからなのかもしれない。
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