夜は、海外のミステリー小説を読みふけっていて夜更かし常習犯です。面白すぎて、眠くなると腹が立つくらいなの。最近も2日間続けてほぼ徹夜で本を読み、仕事にも行ったのだけど、まだこんなにも読書欲が残っている自分に感動したし、嬉しかった。

子どもの頃から、運動は大嫌い(笑)。けれど医師として、さすがにこれはよくないと思って40代でヨガ教室に入りました。人と競わず、自分のペースでできる点が気に入って20年ほど続けましたが、クリニックの開業で多忙になり、残念ながらやめることに。

そして68歳頃、思いがけず、うつの罠にはまりました。薬を使わずに自力で脳内のセロトニンやドーパミンを増やすには、私の大嫌いな運動が一番です。

そこで思い出したのが、樋口一葉の日記。一葉は小説だけでなく、日々の暮らしぶりを10年分くらい書き残しています。明治時代のことですから、庶民の移動手段は歩くこと。一葉も日々ウォーキングに明け暮れていました。本郷から吉原まで1万数千歩。

私もそれに倣って、よく吉原通いをしたものです(笑)。そうしたら、私の思惑どおりにうつを抜けられたの。

その時の筋肉貯金のおかげで、70歳から85歳までは比較的しゃっきり歩くことができました。気持ちの切り替えと筋肉をつけられるウォーキングは、やっぱり優れたスポーツだと思います。