2025年4月13日(日)から10月13日(月・祝)まで、184日間にわたって開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)。2025年3月6日には、出展されるパビリオンの1つ「電力館 可能性のタマゴたち」の内部が報道陣に公開された
「タマゴ型デバイス」を首にかけ
「電力館 可能性のタマゴたち」は、「エネルギーの可能性で未来を切りひらき、いのち輝く社会の実現へ」をテーマに、電気事業連合会が出展する、未来における様々なエネルギーの可能性について楽しく学ぶことができるパビリオン。
ボロノイ形状を採用したタマゴ型の外観が特徴で、シルバー色の外膜は、晴れの日には青く見えるなど、陽の光や空の色を取り込み、天候や時間帯によって見え方が多様に変化するという。
来館者は、様々な色に光る「タマゴ型デバイス」から、自分の好きなタマゴを選び、首からかけて館内を巡る。
館内は、「プレショー」「メインショー(可能性エリア・輝きエリア)」「ポストショー」の3つのゾーンで構成されており、さらにメインショーは「可能性エリア」と「輝きエリア」の2つのエリアに分かれている。

振動力発電の体験ゾーン(パビリオン「電力館 可能性のタマゴたち」/写真提供:電気事業連合会)
メインショー「可能性エリア」では、核融合、無線給電、振動力発電、波力発電、マグマ発電、人工光合成など、未来を切り開く可能性を持つ29種類のエネルギーについて展示や体験によって学ぶことができる。
全身を使ったゲーム感覚での体験ができ、体験の内容によってタマゴの光り方が異なるので、周りの人のタマゴと見比べる楽しみもあるという。