子供たちは協力するのに……
Yさんが片付けを学んで家で実践し始めたときに、はじめに協力者になってくれたのは子供たちでした。しつもんを使って声かけをするうちに、子供たちはそれぞれ自分なりの片付け方を見出して、片付けをするようになりました。
しかし、ご主人だけは違います。Yさんがいくら頑張って片付けをしていても、まったくの「我関せず」状態だったのです。
Yさんは、「うちの主人は……」とグチをこぼしていたけれど、そこでご主人を責めるような物言いをしてしまうと家の片付けが進まなくなってしまうので、「片付けるように言ってもご主人はやらないだろうから、放っておきましょう。子供たちが手伝ってくれていて、だいぶ楽になったでしょうから、それでいいじゃないですか」とアドバイスをしました。
Yさんは、そのアドバイスを聞いてくださって、ご主人には責めるようなことを言わなくなったそうです。