『おむすび』最終回。阪神淡路大震災から30年の日。結が会いに行ったのは意外なあの人。視聴者「この伏線回収、腑に落ちた」「どうやって見付けたの？」「やはり結の物語」＜ネタバレあり＞

視聴者の声

登場人物たちの日常が紡がれ続けてきたドラマの最終回。結たち家族を中心に、懸命に日々を生きる人たちの姿が描かれました。

特に、安藤千代子さん演じる雅美が登場したラストシーンの反響は大きく、SNSやコメントには様々な声が寄せられました。

NHK出版の「連続テレビ小説おむすび　Part1」によると、安藤さんは阪神淡路大震災の被災者で、避難所で娘がボランティアの女性からおむすびをもらった経験があるそうです。結におむすびを渡す役に「運命を感じています」とコメントしていました。

被災者であり、震災の語り部活動を続けていることでも知られる安藤さんが最終回に再登場したことに「グッとくる」などと心を動かされた人も。「最後にヒロインが幼少期に被災した時の記憶の中のキーとなる女優さんが再び出演し、印象的なラストとなったと思う」「この伏線回収、腑に落ちた」「最後のシーンで、このドラマが伝えたいことが現れていたよね」と称賛する声が多くありました。

その一方で、「雅美さんをどうやって見付けたんだろう？」という素朴な疑問を持った視聴者もいました。

今週は、歩と詩が家族になる物語が展開されていましたが、最終回のエピソードに「途中、歩の物語にも思えたけどやはり結の物語ですね」と納得する声もありました。

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朝ドラ通算111作目となる『おむすび』は、橋本環奈さん演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく「平成青春グラフィティ」。

結の姉で福岡で《伝説のギャル》として知られる米田歩役に仲里依紗さん、結の母・愛子を麻生久美子さん、結の父・聖人役を北村有起哉さん、結の祖父・永吉役を松平健さんが演じます。

リリー・フランキーさんが語りを、脚本は根本ノンジさんが担当。主題歌『イルミネーション』はB’zが手掛けています。