(c)東村アキコ/集英社 (c)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

主演の永野は、印象的なシーンの一つとして、絵が描けずにスランプになった明子が自暴自棄になり、自宅で暴れ回るシーンを挙げている。

「誰しも向き合いたくない瞬間はあると思います。それが明子にとっては絵だと思うので、それでも(日高先生から)《描け!》と言われて。どうしようもなくただ泣けてくるという、あのシーンはすごく理解できました」

「向き合うのはとても大変だろうなと思ったら、気づいたら涙が止まらなくて。明子は喜怒哀楽がしっかりある人ですが、その喜怒哀楽にもそれぞれ理由があって、共感しながらお芝居できたと思います。そのぶん私自身も自分の感情を解放できた気がしますし、本当に一人の人生を生きた気がします」

と自身の経験も回顧しながらコメントを寄せた。

 

(c)東村アキコ/集英社 (c)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会

<ストーリー>
漫画家になるという夢を持つ、ぐうたら高校生・明子(永野芽郁)。人気漫画家を目指していく彼女にはスパルタ絵画教師・日高先生(大泉洋)との戦いと青春の記録があった。 先生が望んだ二人の未来、明子がついた許されない嘘。ずっと描くことができなかった9年間の日々が明かされる――。

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東村アキコの生まれ故郷宮崎をはじめ、石川、東京と3つの町を舞台に、人生を変えた恩師とのかけがえのない日々が鮮やかによみがえる。誰もがきっと経験したことのある大切な人の出会いと別れを思い出す、映画「かくかくしかじか」は5月16日(金)より、全国ロードショー!

 

「かくかくしかじか」
【出演】永野芽郁/大泉洋/見上愛/畑芽育/鈴木仁/神尾楓珠/津田健次郎/有田哲平/MEGUMI/大森南朋
【原作】東村アキコ(「かくかくしかじか」東村アキコ/集英社刊)
【監督】関和亮
【脚本】東村アキコ 伊達さん
【主題歌】MISAMO「Message」(ワーナーミュージック・ジャパン)
【音楽】宗形勇輝
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【公式サイト】kakushika-movie.jpXInstagram