<前回のあらすじ>
伊麻の愛の形に戸惑いながらも、受け入れようと葛藤をする氷雨。ある日、氷雨の不在時に彼の母・鈴子(黒沢あすかさん)が突然、伊麻の家を訪れる。
鈴子は、3人の恋人と同居する伊麻の暮らしに驚き、「そんな関係が普通なわけがない」と非難をする。さらに伊麻に娘がいることを知り、「そんな環境で育つ子供がかわいそうだ」と責め立てる。
そんな中、氷雨は亜夫から「好きには、順位がある。伊麻にはちゃんと1番がいるから。」と意味深な言葉を告げられ、「自分は伊麻にとって何番目なのか?」という疑念に囚われていく。
伊麻の娘・千夏(小宮山莉渚さん)からは「ママは氷雨くんに夢中だよ?」と励まされ少し救われるが、それでも不安は消えずにいる。
そして氷雨は、伊麻の中で自分が何番目なのかを確かめるために、伊麻には秘密でとある計画を立てる。
同じ《母》である鈴子からの言葉を受けた伊麻の思いは。
そして、氷雨の計画で明らかになる伊麻の「1番」とは。
愛情と不安の中で揺れ動く、伊麻と氷雨の行く末は――。