自信のある人ほどアポ電に引っかかる
住宅へ侵入される犯罪だけでなく、電話やネットを使った特殊詐欺にも厳重な注意が必要です。
振り込め詐欺や還付金詐欺は「自分は絶対にだまされない」と自信を持つ人ほど引っかかりやすいと言われます。そうした怪しい「アポ電」には、出ないことが最大の防御策。
家の固定電話は留守番電話に設定するか、「振り込め詐欺・悪質商法などの対策のため、在宅中でも留守番電話に設定しています」とメッセージを流す。詐欺対策が施されている「防犯電話機」に替えるのもおすすめです。
官公庁や大手の企業を騙った郵便物やメールから、「ここに連絡をください」と誘導する詐欺被害も増えています。書面にある連絡先へうかつに返信をせず、まずその官公庁や企業の正式なHPで確認をしてから対応するように心がけてください。
そもそも自宅の住所や電話番号を明らかにしない対策も、今後ますます必要になるでしょう。アンケートやポイントカードの申し込みでむやみに個人情報を書かない。SNSにひとり暮らしとわかるような写真を投稿したり、勤務時間や旅行の予定を書き込んだりするのも避けたいですね。
どこから個人情報が紐付けられて、住所や生活パターンが特定されてしまうかわかりません。電話帳へ登録されている方は早急にやめていただきたいです。
特殊詐欺に関しては特に、新しい情報が役に立ちます。警視庁のHPやツイッターなどで最新の手口について学んでおくといいでしょう。
住まいの安心チェックリスト
《暮らしの意識を見直す》
□ 洗濯物は外に干さない(男性用の服を一緒に干す)
□ 表札は名字のみにする
□ 外出中も部屋の照明をつけておく(タイマーを設定)
□ 表札は名字のみにする
□ 外出中も部屋の照明をつけておく(タイマーを設定)
《侵入を防ぐには》
□ 鍵を交換する
□ 窓を防犯ガラスに交換
□ 録画機能付きインターホンの設置
□ 道路との境界にチェーンなどを設置
□ 窓を防犯ガラスに交換
□ 録画機能付きインターホンの設置
□ 道路との境界にチェーンなどを設置
《周辺環境にも注意>
□ 樹木や物置、雨樋から侵入されないか
□ 公園や駐車場からどう見えるか
□ 公園や駐車場からどう見えるか