「ダート競馬は《可能性》の物語」というCM中のナレーションにから、市原さんの「自身の可能性や目指している理想像」を聞かれると、
「本気で笑って本気で悔しがって本気で泣いて、物事の根源を大切にし続けるという事が、僕の夢でもあって理想でもあります。全ての物事の根源を見つめていけば、自分の在り方や、日々の暮らしがより豊かになると思うんです。
何か努力したい、何か頑張りたいと思っていても、頑張るポイントが分からなかったり、どこに向けて何を努力すればいいんだろうと考える時期が20代前半によくありまして。その時に物事の根源というものが大切なんだと気づきました。
お客様に向けて、全てのことを行いたい。お金を稼ぐために仕事をするのではなく、その職業が何のために生まれて、廃れずに続いているかということを見つめていくと、例えば、「役者」であれば、〈お客様のために尽くすもの〉というシンプルなところに辿り着いて、本質を見つめる事でより直向きな意欲が湧いてきます。
こんな自分でも、少しは他人様の力になれるかもしれないという希望をいただけるんです。そこに無限の可能性を感じています。
僕は〈慣れ〉を怖く思っています。どんなことでも慣れずに目を見開いて、いろんなものを無垢な気持ちで見ていたいです。そうすることで、限度のない可能性を見出せると信じています。」
と無限の可能性について答えた。
また、パワーの源は「日頃から応援してくださる方々のお気持ち、そのお声です」と語る市原さん。ゴールデンウィークの予定を聞かれると、
「ゴールデンウィークは…去年も休みがなかったので……(笑)。でも、休みがあれば、出身が神奈川県なので、川崎競馬場に行ってみたいです。
最近すごいんですよね。とても素敵で、若い方から人生のキャリアを積まれた方まで、さらにお子様まで楽しめる。存在する意義が、どんどん膨らんでいるのが、地方競馬の素敵な魅力だと思いますので、まずはそこを楽しみたいです。
あとは、湯治に行きたいなと(笑)。岩手県の方に、大自然の中で600年前から続く昔ながらの温泉がありまして、100%源泉かけ流しで。6畳ぐらいの小さな昔から変わらない和室があって、ごはんも自分で作れる炊事場もありまして。そういうところに行って、もう一度自分をリセットしたいと思います。
経験を重ねると前よりも器用になったり、いろいろな情報を自分にどんどん入れて慣れていくというのがすごく怖いんです。慣れというものに危機感を感じることで、今回のCMのテーマの1つでもある限度のない可能性を見出せると思いますので。それを生み出すために、もう一度シンプルで丁寧な生活をしたいなと。
温泉に入りながら、一度概念を0にして、もう一度周りにある全てのものを感じるために、湯治に行きたいです。」
と回答。
収録中に、セリフが長く、予定していた動画の尺に間に合わないというハプニングがあり、調整収録後、市原さんが「こんなに早口のナレーションは初めてです(笑)。それだけ想いが詰まっているんですね」と、温かい言葉で場を和ませてくれたというエピソードも。
CMには、藤巻亮太さんの新曲『新しい季節』を起用。ダート競馬の熱戦を盛り上げる。
https://www.youtube.com/watch?v=y-DRJky-wXQ
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