2度のアンコール、ラストは全員で手をつないで(写真提供:SWE 以下すべて)
「昭和」の歌謡曲を令和に復活させて日本を元気にしよう!というプロジェクトを発動させた作詞家の秋元康氏が、2023年6月「夢をあきらめるな!オーディション」を開催。オーディションを勝ち抜いた12人のメンバーは、6人ずつ「SHOW-WA」と「MATSURI」に分かれて活動開始。「SHOW-WA」はフジテレビの『ぽかぽか』にレギュラー出演、2024年9月に『君の王子様』をひっさげてメジャーデビューを果たした。その後半年たたずに全国ツアー「SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-」をスタート、福岡から始まったツアーは全国6か所を回り、2025年5月22日に、神奈川・相模女子大グリーンホールで大千穐楽を迎えた。熱気あふれるコンサートの模様をリポートする

開演前から熱気が

会場の相模女子大グリーンホールには開演1時間前の開場からSHOW-WAティーシャツを着たファンが詰めかけ、フォトスポットに並んだり、グッズを買ったり、メンバーへのメッセージを書き込んだりと熱気にあふれていた。

舞台上の巨大なLED画面には、ツアータイトルが大きく映し出され、始まる前からそれぞれの推しメンバーの名前をコールするファンも。

幕が開いた瞬間、ペンライトが一斉に光って1階席はオールスタンディング。中森明菜の「DESIRE」で盛り上がりは一気に最高潮に。歌詞の中にはSHOW-WAの名前も盛り込まれおなじみの「ハアどっこい」の掛け声も。

2曲目、フィンガー5の「学園天国」、3曲目、ピンク・レディーの「渚のシンドバッド」ではステージを縦横無尽に走り回り、会場とコール&レスポンス。

ここで、MCタイム。会場にご挨拶をし、レベッカの「フレンズ」を切なく、力強く歌い上げると、ステージ奥で何やら準備をする6人。白い手袋をはめ、スタンドマイクを持ってラッツ&スターの「め組のひと」、シャネルズの「トウゥナイト」で観客を魅了した。