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マンガや小説などの書籍は、本棚で大切に保管していてもいつの間にか黄ばんでしまうことも。できる限り良い状態に保っておくには、さまざまな工夫が必要です。今回は本の黄ばみ防止策と、すでに変色してしまった箇所を綺麗にするための効果的な方法に注目しました。

日光を避けて黄ばみ予防

本が薄黄色く変色してしまう”黄ばみ”は、書籍を保管する際のもっとも厄介な天敵として挙げられます。黄ばみの主な原因は、直射日光などによる紫外線の影響。紙に含まれる成分が紫外線に反応することで、徐々に変色を起こしてしまいます。

重度の黄ばみが発生すると、「文字が読みにくくなる」「古本としての価値が損なわれる」といった悪影響も。劣化が激しい場合は、ページ自体が脆くなってしまう可能性もあるでしょう。

本の黄ばみを防ぐには、「窓辺に本棚を設置しない」「本にブックカバーを被せる」などの事前対策がおすすめです。またカーテンを遮光性の高いものに変えたり、窓に紫外線を防止するフィルムを貼ったりするのも効果的。

ちなみに本は部屋の照明からも影響を受けるので、気になる場合は紫外線の発生を抑えたLEDライトに交換しておくと安心です。