なぜか朝田家に乾パンの材料が

劇中で「ヤムおんちゃん」と呼ばれ親しまれていた草吉。

あんぱんのつくり方を朝田家に伝えることで窮地を救い、またドラマの登場人物が落ち込むたびにあんぱんを作って励ましてきましたが、軍のために乾パンを作ることについてはなぜか頑なに拒否。

そのため「朝田家は陸軍に逆らった」という噂が広がり、国防婦人会の活動の中でも、のぶの母・羽多子は孤立してしまいます。

しかし会のリーダー的存在・餅田民江から声を掛けられた羽多子。

民江は羽多子の肩に手を置くと「大丈夫。うちに任いちょいて」と告げ、続けて「ね、悪いようにはせんき」と不気味な笑顔で微笑みかけるのでした。

それからしばらく、なぜか作るのを拒否した乾パンの材料が次々に運び込まれてきたことに動揺した朝田家。

その状況を前に羽多子は、あの民江が裏で仕組んでいたということに気づくのでした。