千尋が海軍の士官になっていたことにショックを受けた嵩

3年ぶりに弟・千尋と再会した嵩。

しかし「弱い人やしいたげられた人たちを救う」といった志を持って京都帝国大学の法科に進学した千尋が、いつのまにか海軍の士官になっていたことにショックを隠せません。

表情を変えないまま「卒業が半年繰り上がり、そのまま海軍予備学生へと志願した」と、事情を説明しはじめた千尋。するとここで画面は回想シーンへ。

学内の掲示板に貼られた海軍予備学生を募集するポスターの前。

大学の学友の間で「俺たちもいつかは兵隊に行くんや。やったら自ら志願するか?」という会話が。

「泥臭い陸軍にいくより俺は海軍を志願する」「日本を守るために戦をする」「愛する祖国を守るんや!」と盛り上がる千尋の友人たち。

一方、その輪に加わろうとしない千尋に対し、友人の一人が「お前はまだ決心がつかんのか?」と問いただします。