<視聴者の声>

物語が始まった時にはすでに亡くなっていた清(二宮和也)は、これまで回想シーンでの登場だったため、動いてしゃべる清にSNSやコメントにはさまざまな意見がよせられました。

「ここぞというときに出てくるニノ父さん」「お父さんは幽霊でなくて嵩のイマジナリー父さんなんだろうな…あの世との境目、深層意識で現れてきたもの、これから何を為すべきかが表出してきた あまりに美しいニノのシーンだったなぁ」

『あんぱん』は嵩が「逆転しない正義」を体現するアンパンマンにたどり着く過程が描かれる物語です。

それだけに、「誰も報われない戦争からニノ父さんが 『何十年かかったっていい、諦めずに作り続けるんだ』って掬い上げてくれた」と今後の嵩にとって重要な場面と受け止めた視聴者も多くいました。