天明三年七の月

「遊びじゃねえから遊びにすんじゃねえですか!」と言い放つ蔦重。

画面には浅間山の噴火で、大量の火山灰が降り注ぐ日本橋の様子が。

多くの人が荷物を持って避難する中、沢山の着物を背負い、流れと逆に進む蔦重。

その下に流れるは<天明三年七の月>の文字。

場面変わって江戸城。

十代将軍・徳川家治と向き合って将棋を指す老中・田沼意次。

「そう長くはないかもしれぬしな」との家治の声が流れる。

ハッと面を上げる意次。