徳川治保・柴野栗山・徳川宗睦
■徳川治保(とくがわはるもり)
学問と改革で水戸藩を立て直した実力者。徳川御三家の水戸藩第六代藩主。学問を重んじ、『大日本史』の校訂作業を自ら行ったことでも知られる。 一橋治済と共に反田沼派を貫き、松平定信を老中に就かせるための政治活動を推進していく。
【奥野瑛太さんコメント】
まさか徳川御三家の役を……、本家が農家の自分にとってはかようにお偉い役を演じることも少なく、今からドキドキしております。同じく御三家の高橋英樹様、榎木孝明様の胸を借りてオドオドせず政を計らいたいと思います。まだ撮影前でなんとも言えませんが、とにかく楽しみです。
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■柴野栗山(しばのりつざん)
昌平坂学問所の教官を務めた、寛政の三博士。讃岐国三木郡牟礼村(現:香川県高松市牟礼町牟礼)に生まれ、その後江戸に赴き、湯島聖堂で学び、徳島藩に召し抱えられ、松平定信(井上祐貴)からの要請で、幕府の儒官になる。十一代将軍・家斉(城桧吏)の養育係や、定信が主導する“寛政の改革”では、朱子学を正学と定めた「寛政異学の禁」を主導し、学問と政治の両面で活躍することとなる。

【嶋田久作さんコメント】
大河ドラマでの学者という役柄は初めてです。撮影も半ばを過ぎ、息のあったチームへの途中参加は緊張しますが、演じるに当たって頂いている課題を楽しみながら、柴野栗山、全うしたいと思っております。
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■徳川宗睦(とくがわむねちか)
武道と学問を重んじた尾張藩の名君。徳川御三家の尾張藩第九代藩主で、質素倹約を基本に藩政改革を断行。新田開発や代官制度の見直しを進め、
藩財政の立て直しに取り組んだ。一橋治済と共に反田沼派を貫き、松平定信を老中に就かせるための政治活動を推進していく。

【榎木孝明さんコメント】
尾張藩9代藩主の徳川宗睦役で出演させていただきます。品格と威厳がありながら、俯瞰で物を見る冷静沈着な人物だと思いますので、楽しみながら理想の役作りを目指したいと思います。今回で11本目の大河ドラマの出演になりますが、どんな役でも時代劇に参加できる喜びは言うまでもありません。江戸時代中期の商人の才を描いた粋な作品に参加させていただけるのが嬉しすぎて「べらぼうめ!」と思わず心の中で叫んでしまいそうです。
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大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!
【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙
【作】
森下佳子
【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分