AIが不調に気付くヒントに
本田さんは「AIが気付いてくれる分、お医者さんにしかできないことに時間をかけられるのでは」と興味津々。「”気付く“ことは、自分のことをよく分かっていないと難しい。自分のことを理解していれば、今ある習慣ができなくなった、おかしくなったということも気付きやすくなったりするのかな」などと感想を述べました。
このコメントに木田さんは「そう、それはすごく大事。普段から体重や血圧を測ったりして体の様子を見ることが大切です」と呼びかけました。
AIを活用したデータサイエンスを研究する鍵山さんは、「AIは客観的にデータを解析することができます。過去の自分のデータを覚えて比較するものもあります。体重、脈拍、歩行数のデータとつながって、個人に合わせた提案もしてくれます。心不全の兆候を察知して知らせてくれるようなことが進んで行くのではないか」と話しました。

鍵山暢之さん