<あらすじ>

八木(妻夫木聡さん)のひらめきで嵩(北村匠海さん)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文がくるほど売れていた。

八木の会社で、事務仕事を手伝っている蘭子。そこに子どもたちがやってくる。八木は子どもたちを抱きしめると、笑顔を見せた。それを優しいまなざしで見つめる蘭子だった。

八木は嵩の家に電話をかける。応対したのぶに、嵩に「もっと詩を書け」と伝えてほしいと言うが、のぶは「嵩は漫画家なのでそんなに詩は書けない」と反論してしまう。

そんなのぶに、嵩は言葉がどんどん浮かんでくるから大丈夫だと言って詩を書き続ける。

そして、嵩の詩の才能に確信を持った八木は、自分の会社で出版部を作り、嵩の詩集を出そうと社員のアキラや粕谷に声をかける。

八木は「戦争を経験した俺たちの会社の目標は何だ。人を幸せにすることだろ。そのためにはまず、やさしさや思いやりの気持ちを広げたい。あいつの詩にはその力がある」と訴えた。

粕谷とアキラが出ていくと、その場には蘭子と八木が2人きりに。