大阪・関西万博もあと残り約1ヵ月。万博を語るうえで忘れてはならないのが「ミャクミャク」でしょう。発表された当初はいろんな意見もあったものの、徐々にファンを増やし、グッズなどが販売されると、そのたび話題になるほどの人気ぶり。筆者もミャクミャクに心奪われ、すっかりファンになりました。そこで、「ミャクミャク聖地巡礼」をテーマにいざ万博へ。ミャクミャク人気のすごさを改めて肌で実感してきました。
(取材・文・撮影=宇都古舞)
(取材・文・撮影=宇都古舞)
ミャクミャクに心奪われた経緯
万博に行くまで、ミャクミャクのことは「ちょっと変なキャラクター」程度にしか思っていませんでした。むしろ「がん細胞みたいな顔なのになんで人気があるの?」と、疑問すら持っていたほど。
しかし、万博に行ったらミャクミャクの見方が180度変わりました。来場者のほとんどがミャクミャクグッズを身につけ、万博を楽しんでいる…。そんな光景を見て、ミャクミャクこそが万博の活気をつくっている!と感じたのです。
そして、決定打となったのが「ミャクミャクダンス動画」。その日の帰り際、コブクロのテーマソングが良い曲だったのでYouTubeで検索すると、テーマソングに合わせて踊るミャクミャクの動画が出てきました。動画がアップされたのは約2年前。万博開催への不安が叫ばれていた時です。批判を浴びながらも、まだ更地だった会場で、ひとり懸命に踊るミャクミャク…。
大阪・関西万博オフィシャルテーマソングコブクロ「この地球の続きを」MUSIC VIDEO
そんな健気な姿に心打たれ、今ではすっかり「ミャク様」の虜です。2回目の万博は、「ミャク様のパワーにあやかる」ことを目的に巡ることにしました。