当時は本当にこんなやりとりをしていたんじゃないか

『べらぼう』そのものについての感想としては

「大河ドラマは1年半ほどの撮影期間があるので、自分たちはもちろん、役そのものが成長をする。自然と生まれる、気づく…。その時間があるからこそ、魅力的な役はより魅力的になっていく。そんな印象がある」

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

「特に『べらぼう』は魅力的で個性豊かな俳優が出演されているので、その方々と一緒に芝居をし、一緒に過ごしているだけで楽しい。演技をしている最中、当時は本当にこんなやりとりをしていたんじゃないか、と感じる瞬間も多い。それを含めてとても贅沢な時間」

と語った染谷さん。最後に演じるうえで難しく感じていることを聞かれると

「とにかく絵。経験を積むしかないので、家で時間を見つけては床に広げて、現場でもスペースをもらって練習を続けている。ただ絵は集中すればするほど無心になる。無心になると芝居にならない。そこがまた難しい」

と伝え、集まった多くの『べらぼう』ファンに笑顔を見せました。

イベントの模様は9月26日(金)夜7時30分から総合テレビの<栃木県域>にて放送予定。またはNHKプラスで鑑賞可能とのこと。

(c)NHK

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大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。

蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。

さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。

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大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~

【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!

【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙 

【作】
森下佳子

【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分