尾美としのりさん<朋誠堂喜三二/ほうせいどうきさんじ(平沢常富/ひらさわつねまさ)役>コメント

朋誠堂喜三二を演じるにあたり、インターネットなどでも喜三二さんについていろいろ調べましたが、実際に古書を手に取ることができて、本当に貴重な経験をさせていただきました。

『べらぼう』の撮影前に、こういう古書に触れておきたかったという気持ちが強いですが、まだ撮影が続いていますので、この経験を腹に落として頑張りたいと思います。

(『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』/(c)NHK)

岩瀬文庫には古書が保存され、こうして皆さんが手に取って見ることができて、すごくいい環境だなと思います。本当にたくさんの蔵書が素晴らしいので、今回の経験をうまく生かして教養豊かになれたらいいなと思います。

『べらぼう』出演のオファーをいただいた時は、大河ドラマに出ると親戚や友人がすごく喜んでくれるので楽しみだな、という気持ちでした。でも喜三二さんを演じるにあたり、彼はインテリなのでちょっと困ったなあと思いました(笑)。

一番気を付けたのは、喜三二さんは明るく楽しんで生きている方だと思ったので、とにかく僕自身が楽しんで演じることです。視聴者のみなさんにも楽しんでいただけたらと思います。

今後の『べらぼう』は、これから葛飾北斎、写楽などビッグネームがどんどん登場します。放送はまだまだ続きますので、日曜日は大河ドラマ『べらぼう』をぜひご覧いただけたらと思います。