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中華料理店の定番人気メニュー「天津飯」。ふんわり卵にとろりとしたあんが絡む、やさしい味わいが魅力です。自宅で作るには少しハードルが高く感じるかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば意外と簡単。今回は、自宅でお店のような「ふわとろ天津飯」を作るためのコツをご紹介します。

ふわふわ卵の秘密は水溶き片栗粉!

ふんわり仕上げる最大のコツは、卵液に水溶き片栗粉を加えること。とろみのある片栗粉が、加熱時に卵と水分をゆるやかにまとめてくれるため、なめらかな半熟卵を作りやすくなります。

また、卵の白身と黄身では固まる温度が異なる点にも要注意。ふんわり食感に仕上げるためには、卵液が均一になるようにしっかりかき混ぜておくことがポイントです。

調理時は、フライパンに多めの油(大さじ1程度)をしっかりと熱します。油が水のようにサラサラと動き、うっすら白い煙が立つくらいが目安。よく熱したフライパンに卵液を一気に流し込み、半熟感を意識して火を通しすぎないように手早く焼きましょう。

高温の油に卵を触れさせることで、外は揚げ焼きに、中はとろとろに仕上がります。