気をつけたい爪の病気
【爪白癬(爪水虫)】
《 症状 》
爪の表面や先端が黄色や白く濁る
黄色や褐色に変色
縦ジワやデコボコが目立つ
《 原因・特徴 》
65歳以上の4割以上が罹患しているといわれる爪の水虫。白癬菌というカビに感染することで発症します。主な感染経路は温泉やスポーツジムなど裸足になる場所。初期症状は爪の表面の黄色い変色で、やがて白く濁り、厚くなっていきます。かゆみがないので自覚しづらく、放置すると爪の厚みが増し、爪が切りにくくなったり、靴に当たって指が痛くなったりすることも。
《 治療・対処法 》
似たような症状の疾患がいくつかあるため、自己判断せず、必ず皮膚科を受診しましょう。爪白癬はほとんどの場合、皮膚の水虫(足水虫)を併発。治療は塗り薬もしくは内服薬で、両方の水虫を根絶させます。通常、完治には半年以上かかり、根気が必要です。