【肥厚爪】
《 症状 》
爪が分厚くなる
カタツムリの殻のように爪がふくらむ
爪の下に角質がたまって爪が浮いたようになる
《 原因・特徴 》
大きく3タイプあります。爪が伸びては剥がれることを繰り返し、古い爪の下に新しい爪が重なって鉤かぎ型に湾曲する「爪甲鉤弯症」は、外傷などが原因。爪の下に角質がたまり爪が押し上げられる「爪甲下角質増殖」は爪白癬のほか、靴の圧迫や足の変形でも起こります。爪全体が硬く分厚くなる「厚硬爪甲」は、高齢者や血流の悪い方、長年の摩擦・圧迫なども要因。
《 治療・対処法 》
病院やフットケア施設ではグラインダーで削り、形を整えます。自分で切るときは、爪の先端に斜めに小さく切り込みを入れてから少しずつ切り進めるのがポイント。うまく切れない時は爪やすりで表面や先端を少しずつ削るだけでも。痛みや変形がある場合は皮膚科やフットケアの専門機関に相談を。