自分の中に「運の泉」があるイメージで
風水的な観点から見ると、2026年は、九星のうち一白水星が中宮に位置する「水」の年です。大気には水の気が満ち、その水が運を生み出し、潤し、成長させてくれる一年となります。
この年のテーマは、「どんな水の中で生きていくか」。きれいで養分をたっぷりと含んだ水は、あらゆるものを豊かにしてくれます。自分の中にこんこんと湧き出る「運の泉」があるイメージで、その泉を涸らさないよう、そして流れを止めないよう、好きなことや楽しい趣味などで自分を満たしながら過ごすことが大切です。
そのために、1年を通じてみなさんに意識していただきたいキーワードがあります。ひとつめは「愛」。
自分の中を愛で満たし、愛を感じることで、いい運気を引き寄せやすくなります。恋人やパートナーとの恋愛に限らず、子どもや孫、ペット、〈推し〉でも構いません。「~が好き」とウキウキしたり、ときめいたりする気持ちを大事にすれば運気が潤います。
ふたつめは「夢」を持ち、行動に移すこと。水の年は、夢を見れば見るほど、その夢が運となって現れます。夢には睡眠中に見るものと、自分の理想や将来の希望を思い描くものの2種類がありますが、睡眠中の夢は、何らかの暗示や、運を変えるきっかけになるものが含まれるのです。
夢日記をつけて内容を反芻することで、いい運を取り込むことができます。嫌な夢だった時は、自分で筋書きを変えていい夢にしてしまって構いません。いい夢を見るためには、睡眠の質を上げることも大事なので、パジャマや寝具、照明などを工夫してみてください。
もうひとつの夢については、例えばかつて「ピアノを弾けるようになりたい」と願っていた人なら、体験レッスンに行ってみるなど、積極的に行動に移してみることが大切です。現実離れした大きな夢ほど、トライするとパワーとなり、開運につながります。