シングルファーザー、魅力的!
そして最近、シングルファーザーの条件が魅力的に感じるようになった。先述の先輩や友人の意見が今なら理解ができる。
長年、一人で生活してきた自分を卑下するつもりもないけれど、気づかないうちにわがままになっているのだろうと、ほんわかした自覚はある。それに比べて一度でも結婚経験があって、何らかの事情で育児をしている父親とは、人柄が備わっている印象だ。加えて自分よりも大きな人生経験を経ている先輩なら、多少のことも目をつぶってくれそうでは?
それに独身の女性だって決して悪くない。「結婚はまだか」「出産は早くしないと」「(目の前にいるおばさんの私とは違って)ギリ30代でまだ産めるので、子どもが欲しいんですよね」「子育てしていないと分からないと思うけど」など、数々の言葉のカウンター攻撃を受けながら踏ん張ってきた女は強いといった利点があるのだ。結果はどうあれ、シングルファーザーの相手の子どもとも、まず向き合う自信だけはある。
……と、数十年にわたる恋愛や結婚に関する観念の変遷を経て「シングルファーザー、普通の男性よりもむしろ魅力的では」という意見に至った。これは俗にいう、負け犬の遠吠えではない。脳が柔和になった女性のつぶやきである。もしこのエッセイを読んで気になる方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております。

