「残り物」メンバーをデビューさせて…
借金を抱えたナムは、選抜から漏れた“残り物メンバー”をデビューさせて起死回生を図る。吾妻を呼び寄せたのは、彼らのプロデュースをさせるためだったのだ。
日本人のカイセイ、ユウヤ、韓国人のユンギ、アト、キムゴン、ドヒョク、そしてタイ人のターンという7人組・NAZE(ネイズ)。しかし彼らのダンスレッスンする姿を見るや、吾妻は「レベルが低いにも程がある」とバッサリ。
「K-POPで生き残れるのは10万人に一人。叶わない夢を追うのは人生の無駄だ」そう言って突き放す吾妻に、猛反発するメンバーたち。いきなり険悪な雰囲気に……。
しかし、ふと吾妻は声を落として「若さを無駄にするな」と呟く。彼の顔には、何か辛い記憶を突きつけられているように、苦しさがにじんでいた。
一方、吾妻の厳しい評価に憤るメンバーたち。
しかしメンバーの一人・キムゴンは、ひとり必死のトレーニングを始める。「俺は一日も早くデビューしたい。俺バカだから、夢みたいにバカでかい夢を見たいです!」
それは、まっすぐな、なぜか哀しみがにじむほど切実な叫びだった。
その言葉に、突き動かされるように動き出すメンバーたち。すると、夢を語ることを頑なに拒んでいた吾妻の目が、ふと揺らいだようで……。
とある事件で業界を追放された “元”プロデューサーと、選抜に落ちて“負け犬”と呼ばれた落ちこぼれの少年たち。
そんな彼らが出会ったことで、運命は大きく変わり始める。
信じあえる仲間との熱い絆で、挫折や葛藤を乗り越え夢に挑んでいく彼らの、爽快で痛快な挑戦が始まる!