やりがち(2) 加速するエイジングに対応できていない
現実のエイジングに追いついていない、ということも考えられます。
たとえば“ツヤ”。
ツヤのない肌やパサついた髪は、それだけで疲れて見え、老けた印象に直結します。若く見せようと明るい髪色にしても、パサついていれば逆効果。髪と肌のツヤは年齢を問わず、最大の若見え要素です。
肌のツヤを取り戻すには、「足す」よりも「整える」ことが大切です。
水分と油分のバランスを意識した保湿を丁寧に行い、下地でツヤの土台をつくるほうが、自然で清潔感のある仕上がりになります。肌のツヤはメイクでつくるものではなく、土台となるスキンケアの仕込みで決まるものなのです。
髪も同じです。スタイリング剤で無理にツヤを出そうとすると、重たく見えたり、古い印象になりがちです。大切なのは、乾燥させないこと、そしてハリとツヤが出る状態を保つこと。
ドライヤーで根元を立ち上げ、ヘアアイロンで髪自体にハリを与え、仕上げに毛先へ少量のオイルやバームをなじませて束感を出す。こうした工程を丁寧に行うだけで、エイジングを重ねた髪の印象は驚くほど変わります。
続いて唇。
年齢とともに唇は薄くなります。たとえば、そこに鮮やかすぎるピンクをのせると、全体が浮いてしまい、老け見えに。
色で若返らせようとするのではなく、質感と立体感を整えることです。まず意識したいのが、唇の保湿。毎日のお手入れとして、リップクリームやバームで唇をやわらかく整えるだけでも、ふっくらとした印象は戻ってきます。
色選びは、鮮やかさよりも肌になじむ血色感を基準に。青みの強いピンクや白っぽい色より、少し深みのあるローズ系やベージュ寄りの色のほうが、唇の存在感を自然に引き出してくれます。
最後に眉。
年齢を重ねると、眉は細く、長くなりすぎるか、あるいは逆に、短くなりすぎるかのどちらかに振り切れてしまう人が多く見られます。
細く長い眉は、顔全体を下に引っ張って見せ、疲れた印象に。短すぎる眉は、顔の余白が強調され、どこか間の抜けた印象になりがちです。
