結婚する・しないを選べる時代
引っ越した息子は、娘や夫の話では、仕事に趣味に忙しく、充実した日々を送っているようでした。
息子のこれからを思えば、不安が完全に消えるわけではありません。それでも、仲のいい同僚や趣味の仲間もいて、金銭的にも無理のない暮らしをしていると聞いています。
そんな息子の様子を思い浮かべるうちに、私は少しずつ気づきました。「結婚していない=不幸」でも、「ひとり=かわいそう」でもないのだ、と。
私ができるのは、形を押しつけることではなく、息子の暮らしを、そっと見守ることなのかもしれません。
<終わり>
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