よき城であった!
それから川に用意していた筏に乗り込んだ藤吉郎たち。
すると砦をまじまじとながめて「この城のことを覚えておる者がこの先、どれほどおるであろうのう」と呟いた藤吉郎。
「たった一夜であったが、お主らと共に造ったこの城のこと、わしは生涯忘れぬ。よき城であった!」と、涙を浮かべながら正勝たちへ伝えます。
それから控えていた川並衆に合図を送ると、砦の中へ大量の液体が…。
直元がその液体が油であることに気づいた直後、藤吉郎が用意していた油桶に向けて火矢を放つと、炎に包まれた墨俣砦。
混乱する斎藤軍を前に、藤吉郎たちは筏に乗って墨俣を去るのでした。